冬季にジベレリン散布を行い、温州みかんの花芽抑制状況を確認致しました
散布日:2019年2月18日
確認日:2019年5月8日
散布内容:①ジベレリン25ppm(200倍) 単用
②ジベレリン2.5ppm(2000倍) + マシン油60倍
③ジベレリン2.5ppm(2000倍) + 展着剤スカッシュ1000倍
結果:今回は2月の中旬を過ぎてからの散布だったので、花芽の分化がすでに進んでおり
効果が判らないかもしれないとの予想だったのですが、無処理区と処理区では
明らかな差が確認できました。
さらに単剤で高濃度で処理するよりも、マシン油やスカッシュとの混用では
さらに明確な効果が確認できました。
マシン油を散布する12月下旬~1月中旬くらいの時期に処理できれば、
より安定した効果が得られ摘蕾、摘果作業の労力軽減になりそうです。
無処理
①ジベレリン25ppm 単用処理
②ジベレリン2.5ppm + マシン油60倍
③ジベレリン2.5ppm + スカッシュ1000倍